ルイ・ヴィトン

世界初の旅行かばん専門店がスタート

ルイ・ヴィトンといえば一流のバッグブランド・メーカーとして知られています。
ブランドの創始者である初代ルイ・ヴィトンは1821年にフランスに生まれた職人で、14歳の時に故郷であるコンティ地方からパリに徒歩で向かった時に荷造り用木箱を作って販売をしました。

パリに着いてからも荷箱製作と荷造りをする仕事をしばらく続けており、のちの1854年から旅行かばんという製品ジャンルを確立するに至ります。

それまでは旅行をするときに使用されていたのは大きなトランク型の箱であったところ、より持ち運びがし易い旅行かばんを作ったことで一躍有名になります。
1859年からはパリ郊外のアニエールというところにアトリエを構えることになり、この工場は現在も製造拠点およびゲストハウスとしてルイ・ヴィトンを愛する人達に公開しています。

なおルイ・ヴィトンのトレードマークにもなっている市松模様の「トアル・ダミエ」は1888年と創業間もない時期に既にルイ・ヴィトンの製品に使用されており当時としては珍しい「登録商標ルイ・ヴィトン」という文字も入れられています。

創業から160年を超えるブランドの歴史

ルイ・ヴィトンは2004年に創業150周年を迎えたということもありこの時世界各地で大規模なイベントが開催されました。

日本においても例外ではなく現在でも高値で取引されている期間限定のノベルティグッズが販売されると競って購入希望者が現れました。
現在では創業歴は既に160周年を超えており、長く続けられている伝統を守り続けながらも時代に沿った新しいデザインも取り入れています。

先に説明をした「トアル・ダミエ」と並びルイ・ヴィトンのトレードマークとして知られているのが「タイガ・ライン」というメンズ向けのデザインです。
それまではルイ・ヴィトンといえば女性向けのブランドというイメージが強かったのですが1985年にタイガ・ラインが販売されるようになると男性ユーザーも一気に獲得をすることになりました。

タイガラインの前にも「エピ」という男性向けデザインはルイ・ヴィトンから販売されていたのですが、よりシックで大人の雰囲気を持った製品として今も大人気となっています。
発売時のタイガラインは深緑のみの色展開だったのですが、ユーザーが増え人気が高まったことにより現在ではアルドワーズ(チャコールグレーに近い色)とグリズリ(ダークブラウン)の三色を中心にした展開がされています。

売上の5割は日本で購入されている

日本においては誰もが知っている有名ブランドのルイ・ヴィトンですが、実は世界的にはそれほど有名なブランドではないというのが実情です。
実際ルイ・ヴィトンの製品の売上のうち約5割は日本国内もしくは海外で日本人が購入しているとされており、日本人が数多く購入したことにより有名になったと言ってもよいほどです。

日本におけるルイ・ヴィトン人気の理由はいろいろと研究されていますが、バブル期に女子大生やOLが大量に購入をしたことにより「ヴィトンのバッグを持つ」ということが一つのステータスとして形成されたということが関係しているのではないかというのが有力な説となっています。