一級建築士の年収は?高収入って本当?

世界的にも評価が高い日本の建築士

「建築士」とは、住宅や商業ビルなど建物を作る時に設計を担当する技術者です。
建築設計は一般の人が簡単にできる業務ではありませんし、きちんと技術が備わっていない人が担当をしてしまっては、その建物を利用する人を危険に晒すことになってしまいます。

そのため建築設計をするためにはあらかじめ「建築士」という国家資格を取得しなくてはならない事となっており、かなり難易度が高い内容です。

一級建築士資格は、日本国内で実施されている資格試験のうち「医師免許試験」「司法試験」と並ぶ三大最高難易度資格と位置づけられており、当然社会的地位も非常に高く扱われます。

なお建築士資格には「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の三種類があります。
取得のためには試験の前に所定の学校で建築に関する科目を修める必要があり、さらに定められた期間実務経験を積んでようやく受験資格を得られるのです。

一級建築士は建築士資格の中でも最上位に位置するもので、一般向けの住宅から巨大な建造物まで、全ての建物の設計を担当することができます。

二級建築士や木造建築士は設計を担当することができる建造物の広さや大きさに厳しい制限が課されますので、本格的に建築家として活躍をするためには一級建築士資格が必須です。

建築士の職場と将来の展望

建築士としての勤務先は建築士事務所や建設業、ハウスメーカーといった民間企業が最も多いですが、他にも国土交通省や都道府県の地方公共団体、その他公団や公的機関といったところがあります。

いずれにしろ有資格者でなければ担当できない業務となるため、求人内容もかなり有利となっています。

勤務設計士の平均月収は約42万円程度とされており、これは一般的なサラリーマンと比較をすると管理職クラスです。

資格取得まで時間がかかりますが、建築士となることで一気に業界内の待遇がよくなりますので一気に高収入を狙うこともできるでしょう。

資格を生かして転職や独立をすることもでき、有名な建築家の多くが自分の名前をブランドとしてフリーランスや個人事務所として依頼を受けています。

技術力を生かして海外からの依頼を受けることもでき、しばしば日本人建築家が海外の有名施設を手がけたり、受賞をしていたりといったニュースがあるほどです。

ただしそうした自身をブランド化するような建築士になれるのはほんの一握りで、ほとんどの建築士は民間企業で他のスタッフとともに住宅などの設計・建築を担当していきます。

キャリアアップの道筋はかなり幅広い職種であることから、資格取得後にどのように自身の能力を伸ばしていくかということが一生続けていけるかどうかの分かれ道でしょう。